そもそもオショーとは



オショー 年譜

1931 インド中部のマディヤプラデシュ州に生まれる。
1966 大学の哲学教授の座を去り、人々に瞑想の指導を始める。
1974 インド西部の都市プーナにアシュラム(道場)を開く。
1981 アメリカ・オレゴン州にコミューンを開く。
1986 アメリカを逐われた後、ネパール、ギリシャ、ウルグアイ等を経て、インドに戻る。
1987 プーナのアシュラムに戻る。
1990 プーナにて世を去る。



オショー という名の「指」

 寒山拾得の詩に「見月不忘指」というのがある。書き下すと「月を見て指を忘れず」だ。
 オショー はつねづね「導師とは月を差す指だ」と語っていた。
 その「」とは何か。
 それは「真理」とも、「」とも、「あなた自身」とも言われよう。
 そしてオショーとは、私にとって忘れ得ぬ「」だ。



オショー の遺したもの

 もはやオショー はこの世にいない。これはまったくもって淋しい限りだ。
 それでも彼は大きな遺産を後に残していった。そうした遺産は、世紀替りを目前に控えた今日、いよいよその輝きを増しているように、私には思えるのだ。
 それではオショー の遺産をご紹介しよう。





オショー の遺産 その一:講話集


 オショー はその生涯にわたって、六〜七千回の講話(説法)をおこなっている。英語またはヒンディー語によるものだが、そのほとんどが、ビデオあるいは録音テープに収録され、また本になって出版されている。
 出版された本の点数は、原語版で六百点以上にのぼると言われているが、わが国ではそのうち七十点ほどが翻訳出版されている。かくいう私、田中ぱるばも、ここ十二年間ほど、その邦訳に携わってきたひとりである。
 オショー の本というのは、実際、目からウロコの連続だ。ぜひ一冊お読みになってみるといい。(十二年間おんなじ本を訳し続けいまだにその本を読んで感動しているこの私が言うんだから、間違いない)
     参考  オショー 講話集邦訳書一覧
        ・ぱるば翻訳書一覧
 英語版についてはプーナオショーコミューン・ホームページのオショー 講話録一覧を参照のこと。
 またオショー の講話テープやビデオも、英語版や日本語版(吹き替えor 字幕)が、有名書店や各オショー 瞑想センターに置いてあるので、オショー の姿や肉声に触れてみたい向きにはおすすめだ。
 ビデオおよび録音テープについての詳細は、市民出版社ホームページのビデオ&テープセクションへ。。
 


オショー の遺産 その二:瞑想法

 オショー はじつに様々な瞑想法を考案した。たとえばダイナミック瞑想とかクンダリーニ瞑想とか。これらはみな現代社会に生きる私たちのためにデザインされたものだから、実際、よく効く。
 ただ、自己流にやっても効果がない場合もあるので、最初のうちは瞑想センターなどで、やりかたを指導してもらったほうがいい。
 とにかく瞑想というのは、やったほうが勝ちだ。
 それも思い立ったら、今スグに。
      参考  ・サニヤスネット/セラピー、瞑想グループ案内


オショー の遺産 その三:瞑想センター

 オショー の瞑想センターというのは、世界中に何百あるかわからない。それぞれオショー の弟子たちが、思い思いにやっている。
 その中で一番有名なのが、言うまでもなく、インド・プーナにある、オショー コミューン。かつてオショー が教えを説き、そしてその生を終えたところだ。オショー 在世中よりも、さらに大きく、さらに美しくなったコミューンは、今も毎年、世界中から何万もの探求者たちを集めている。
     参考  ・プーナ97
 わが国にも、欧米ほど立派じゃないが、オショー の瞑想センターがいくつかある。だいたいが儲からないビジネスだからして、みんな資金繰りに四苦八苦しながら健気にやっている。みなさんもよろしく応援してやってくだされ。
     参考  ・日本のオショー 瞑想センター一覧
        
・サニヤスネット/瞑想センター、サークル案内


オショー の遺産 その四:サニヤシン

 なんだこの「サニヤシン」てのは? サンマかニシンか? などと言うなかれ。オショー の弟子のことを、そう呼ぶのだ。じつはこのサニヤシンたちこそ、オショー の一番の遺産なのじゃないかと密かにオレは思っている次第だ。変なのも多いけどね(人のことは言えないが)。
 統計がないのでわからないが、サニヤシンの数は世界で五十万は下らないだろう。(いちばん多いのがもちろんインド人、次いでどーゆーわけかドイツ人)。そしてわが国にも数千はいると思われる。
 日本のサニヤシンの特性として、みんな深い瞑想に入っているせいか、あんまり表面に出てこない。それでも日本のあちこちでユニークな活動をしている人々も相当数いるので、おいおいこのページで紹介していきたいと思う。


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